今週のローバ・ミッキーの「映画を通して、恋愛力アップを」はちょっとブラック・ユーモアを交えて、夫婦の関係を考える映画をオススメ。
サイト「旦那デスノート」は本当にあった 『犬も食わねどチャーリーは笑う』
結婚4年目の裕次郎と日和(香取慎吾&岸井ゆき)は仲の良い夫婦に見えたが、鈍感な裕次郎に日和は不満を抱えていた。そんな日和はSNSの人気サイト「旦那デスノート」に投稿して鬱憤を晴らしていた。
ある日、ひょんなことから裕次郎はそのSNSの存在を知り、自分のことが書かれている投稿を見つけてしまう。ハンドルネームは「チャーリー」それは2人が飼っているフクロウの名前だった。
裕次郎はホームセンターの副店長。同僚から頼りにされ、お客への対応も良い。ほとんどの商品の知識が彼の頭に詰まっていて自分の天職だと思っている。一方の日和は某会社の顧客電話相談でストレスを抱え込んでいる。家事も手抜きなしで、チャーリーの世話もする。
彼女の不満がSNSで収まらなくなるのは目に見えているが、裕次郎にはわからない……ややブラックなコメディ映画である。
大切な人には、不満や疑問そして感謝を、相手の目を見て話すことの大切さを教えてくれる作品。
★ 市井昌秀監督、原作、脚本/117分
★公式ホームページ https://inu-charlie.jp
★9月23日公開
★ミッキーの毎日・映画三昧 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net
映画好きが高じて年間500本以上を映画館、国内映画祭、試写室で観ている年金満額&後期高齢者のローバ・ミッキーです。週1回ほど映画を通していろいろな「人生&恋愛模様」を語っていきます。
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