大人女子のためのMy Happy Job!
会社での職位が上がるにつれ、プロフェッショナルとして、上司・先輩として、経営幹部・責任者として、その人の性格や価値観がどうであれ、それぞれの立場に相応しい行動や言動が求められてきます。
ある時、会社で受けた360度評価(上司だけでなく、同僚や部下、仕事上関わりのある人から多角的に評価される)で、自分の考えていた自分と他者から見えている自分には乖離があると言われました。
いつの間にか仕事が自分のアイデンティティとなってしまっていると、人生の折り返し地点を迎える頃、自分のアイデンティティとの葛藤が、いわゆるミッドライフクライシス、中年の危機として現れてくるのかもしれません。
自分はどうありたいのか。
自分らしく働くことができるように、自分の会社を起業したり、副業で、自分が本当にやりたい仕事や活動をしたりすることも検討してみてもよい時期だと思います。
これまでの仕事の延長線上ではない働き方は、(定年後という意味ではない)セカンドライフの始まり。
自分らしく働くことができれば、その分、幸福感が高まりますよね。
日本政策金融公庫の「2020年度起業と起業意識に関する調査」によりますと、起業家の起業動機で最も多かったのは「自由に仕事がしたかった」でした。
現代社会の働き方は多様化しています。
国や地方自治体も経済活性化のため起業を推進しており、社員に副業を推奨する企業もでてきました。
起業や副業は思ったよりも簡単に始められるのです(東京都の場合は、東京開業ワンストップセンターや東京創業ステーション等の起業サポート体制があります。)。
セカンドライフの起業・副業としては、これまでの経験を活かして企業・社会に貢献することや他の人のためになることに従事するのも、今だからこそできる、有意義なことです。
もちろん、起業するからには収益が出るようなビジネスモデルを考えるべきですが、経済的・時間的な余裕があれば、自分が好きなことを仕事にして幸せに生きていけるのであれば、少しゆるい起業でもよいかもしれませんね。
シャルテオ
大学時代にはモデルとして活動、その後フランス・パリに留学。
帰国後、外資系金融機関に勤務する傍ら、MBAやその他の資格を取得、幅広い趣味を持つ。
マラソンやロードバイクの各種大会完走、米国ヨガアライアンス・ヨガティーチャー登録、パリ・コルドンブルー料理学校料理基礎コース終了、野菜ソムリエ資格、アスリートフードマイスター3級取得。
会社員生活25年を機に退職し、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動後、コンサルティング会社を起業。
これまでインプットしてきたスキルや経験をアウトプットしていく方向にシフトしている。東京と軽井沢での2拠点生活をしながら、自由な働き方で心豊かに、充実したセカンドライフの実現を目指している。
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